投稿記事一覧【寄稿者別】

Lotus RootAuthor

vol.81    国会議員になりたい人へ、元国会議員からのメッセージ 続きを読む

vol.81 国会議員になりたい人へ、元国会議員からのメッセージ

5.“お手当”は議員たちの手から離れない?
国会議員には、毎月65万円の「立法事務費」が支給されていることは前述しましたが、これについては腹立たしく思ったことがありました。立法事務費は、立法に関する調査研究を行うために支給されています。ただし個々の議員ではなく、各会派に対し、所属議員数に応じて支給されるのです。
vol.79    国会議員になりたい人へ、元国会議員からのメッセージ 続きを読む

vol.79 国会議員になりたい人へ、元国会議員からのメッセージ

4.議員特権の海外視察は果実なき旅行
数年前、元国会議員が、在職中に支給された「乗車パス」を返却せず、国会議員を辞めた後も利用し、不正乗車していた事件が発覚しました。国会議員には「乗車パス」(国会議員用鉄道乗車証)が支給され、JR各線はもちろん、新幹線のグリーン車でも特急寝台車の個室でも無料で乗ることができます。
vol.75    国会議員になりたい人へ、元国会議員からのメッセージ 続きを読む

vol.75 国会議員になりたい人へ、元国会議員からのメッセージ

3.議員特権の裏側:給与、手当、そして「文通費」
日本の国会議員は実質的報酬が高く、特権に恵まれ、一般社会の常識と乖離していることは間違いありません。 国会議員の給料は「歳費」と呼ばれています。現在、衆議院議員・参議院議員ともに月額129万4000円と、年間約635万円のボーナスが支給されています。これに加え、
vol.69    国会議員になりたい人へ、元国会議員からのメッセージ 続きを読む

vol.69 国会議員になりたい人へ、元国会議員からのメッセージ

2.日米議員から考える政治改革
私が国会議員を志した理由の一つは、学生時代に、数週間にわたりアメリカ下院議員の事務所で学んだことでした。アメリカでは、議員は「パブリック・サーバント」(社会の奉仕者)であり、エリートサラリーマンのように高給取りではありませんが、議員は、国を良くするために、議員立法に精力的に
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vol.65 国会議員になりたい人へ、元国会議員からのメッセージ

1. 議員特権の裏側と夢と現実のはざまで
この連載では、数年前まで国会議員を務めていた私の経験、または考えてきたことをできるだけ多くお伝えしていきます。 今、岸田文雄首相が衆議院解散・総選挙に踏み切るという憶測が流れていますが、私は、国会議員は人気のない職だと思っていました。しかし議員になった時、多くの人が国会議員の職に

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vol.18   「能登半島地震から」〜元国会議員からの声 続きを読む

vol.18 「能登半島地震から」〜元国会議員からの声

2. ブラックスワンの前では、国もお金も微力
日本の社会インフラは、急速に耐久力を失いつつあり、ワインで例えると“飲み頃を過ぎた” 状態になっています。一例ですが、西日本の水害の原因の一つとして、扇状地に多数の住宅街があることが挙げられます。それに耐えうるインフラの改善・改築が途中であることが現状です。
vol.16   「能登半島地震から」〜元国会議員からの声 続きを読む

vol.16 「能登半島地震から」〜元国会議員からの声

1. 命と観光 秤に載せられない
観光立国推進基本法」が制定された際、私は野党でしたが、本法に関する議論に参加しました。石川県の地震に遭遇した欧州人の友人から、速やかにその地からの電話を受けました。政治家として、私たちが理解すべきことや、日本が直面する課題について、皆様に伝えることができるよう、セレンを通じてお話

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