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vol.181  1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声  続きを読む

vol.181  1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声 

4. 『アジア通貨危機』 奈落の底
香港が主権移譲の式典を終えた1997年7月。この美しい都市は新たな息吹を取り込み、観光客の数は驚異的に増加しました。高揚感こうようかんに満ちた街は、活気が満ち溢れていました。 高級レストランが続々とオープンし、「食在香港」の名に相応しい食のエレガンスが香港の日常に溶け込んでいきま

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vol.180    産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.180 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

5. ドバイに住んでみて・働いてみて
実際ドバイで勤務してみると、私たちのような外国企業にエミラティ(アラブ首長国連邦の地元の人々)は、ほとんど在籍していません。そもそも人が少ないのですが、国営の組織に属していれば、それ相当の収入を得られ所得税もなく、ゆったりとした時間で生活が出来るからです。 殆どの外国企業は、現地

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vol.179    1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声  続きを読む

vol.179 1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声 

3. 香港返還を迎えて
バブル経済崩壊の影が漂う時代から一変し、日系企業の勢いは益々強くなっていきました。多くの日本人駐在員は、『情報交換』と称し毎晩のように居酒屋会議から始まり、フィリピンや韓国の女性が待つカラオケクラブで美しい歌声を披露していました。 当時、香港島の中心部に位置する繁華街(銅鑼湾Ca

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vol.178     産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.178 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

4.1つ上のドバイ基礎知識
ドバイの観光立国プランは見事に成就し, ドバイに繁栄をもたらしました。観光収入は、コロナ前の2019年には、世界1位の約3兆円にも達しています (マスターカード調査) 。数々の世界一、度ギモを抜くエンターテインメントを生み出し続け、コロナ後も成長を続けています。その結果、産油国(

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vol.177    1国2制度の25年、これからの25年 〜「香港」からの生声  続きを読む

vol.177 1国2制度の25年、これからの25年 〜「香港」からの生声 

2. アジアの成長始まる
1989年には、三菱地所がニューヨークのロックフェラーセンターを買収しました。ハリウッドではソニーがコロンビア、そして松下電器産業(現在のパナソニック)がユニバーサルを買収。これにより、日本企業が大胆なる世界戦略展開の幕を切りました。 そして、その年の12月29日、年内最終取引日

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vol.176    産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.176 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

3.ドバイの基礎知識
実際に現地で仕事をして分かったのですが、ドバイは知れば知るほど興味深いところです。今日は、基礎理解のフレームワークをお話しします。 そもそもドバイは国ではありません。アラブ首長国連邦(UAE)を形成する都市の1つです。UAEは、7つの首長国から形成されており、ドバイ首長国はその1

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vol.175    1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声  続きを読む

vol.175 1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声 

1. 香港ドリーム
1988年、私は日本の企業に勤める駐在員として香港に赴任いたしました。当時、香港が中国に主権移譲される約10年前のことです。以来、私は香港の魅力に引かれ、既に35年にわたってこの地に居住しております。しかしながら近頃、香港からの実況報告が以前ほど頻繁ではないように感じられるのは、

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vol.174    産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.174 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

2.宰相、アラブ首長国連邦(UAE)へ飛ぶ
今夏、7月16日~18日に岸田総理は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)及び カタールを訪問しました。(7月16日~18日)。これら3ヶ国は、日本にとって極めて重要な化石燃料の輸入国です。特にサウジアラビアとUAEは、日本の原油輸入の7割以上を担っており、カタールも原油だ

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vol.173  「将来の日本人にとって有益な言語」? 続きを読む

vol.173 「将来の日本人にとって有益な言語」?

米系メディアの日本支局に勤めているShamrockです。お久しぶりです。この猛暑、米国東海岸出身の私には、生涯初の苦行です。同僚にはアイスランド人がいますが、毎日タオルを首に巻いて気絶寸前の様子をツイートしています。 さて、そんな中、最近弊社の幹部会で何故か話題となった『日本人が

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vol.172     産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.172 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

1.灼熱のドバイから
私は、現役日系企業のドバイ駐在員です。皆さんは、ドバイについて聞いたことはありますか?多くの人が、「ガーシー前参院議員が逃げていた国」とか「世界一高いビル“ブルジェ・カリファ”」が。最初に浮かぶのではないかと思います。 今、私の目の前では、超高層ビルから盛大に花火を打ち上げ、ダイ

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