投稿記事一覧【カテゴリー別】

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vol.265     テロで考えるメディア・リテラシー 続きを読む

vol.265 テロで考えるメディア・リテラシー

2. 日本は「テロ先進国」という海外の見方
私は英系メディアから米系メディアへ移籍した後、韓国駐在を経て日本に異動した。日本人の知識水準は高く、NHK予算の撮影技術や自然科学についての報道は世界最高レベルだということは、すぐに理解できた。しかし、国際情勢に関しては議論が整理されていないことが多いように思える。 日本人の記者

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vol.264     七十二候: 楓蔦黄 続きを読む

vol.264 七十二候: 楓蔦黄

楓蔦黄(もみじつたきばむ)
本日、七十二候(※)では、楓蔦黄(もみじつたきばむ)の日です。 「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」とは、日本の秋の美しい風景と色彩を指し示す表現です。この言葉は、赤や黄色に染まった葉が風に揺れ、陽光を浴びて輝く秋の美しさと変化を象徴しています。紅葉や黄葉する葉の総称である「楓」が、秋

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vol.263【忙しい方へ〜今日の新聞記事の行間を読む】 続きを読む

vol.263【忙しい方へ〜今日の新聞記事の行間を読む】

日本経済新聞(11/2朝刊より)
不定期に配信 「今日掲載された記事から、気になるものを幾つか取り上げて、留意すべきポイントだけまとめてみた。」 日本経済新聞(11/2朝刊より) 【投信価格、信託銀が算出へ】
vol.262     テロで考えるメディア・リテラシー 続きを読む

vol.262 テロで考えるメディア・リテラシー

1. ハマスをテロリストと呼ばないと発表したBBC
イスラエルを攻撃した武装勢力ハマスについて、英国の公共放送BBCは10月11日に「テロリスト」と呼ばない方針を発表した。その理由は、「誰かをテロリストと呼ぶことは、どちらかの肩を持つことになる」というものだ(https://www.bbc.com/japanese/6708575

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vol.261          韓国の世間体:「犬食」と「風俗街」 続きを読む

vol.261 韓国の世間体:「犬食」と「風俗街」

まずは、韓国の食文化の1つである「犬食」。補身湯(ボシンタン/犬肉を使った鍋料理)は、「補身」湯という名前からも分かるように、犬肉料理は韓国でスタミナ料理の代表格です。「栄養湯(ヨンヤンタン)」という別名もあるくらい、栄養が豊富な料理なのです。今でこそ韓国版「土用の丑(うし)の日

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vol.260    見栄っ張り文化 〜韓国人気質 続きを読む

vol.260 見栄っ張り文化 〜韓国人気質

韓国の「見栄っ張り文化」は、非常に有名である。ご存知でしょうか?私も韓国女性と結婚して韓国に移住以前に聞いたことはあったが、ここまでとは理解していませんでした。「見栄っ張り文化」、つまり、「世間体」です。日本人でも「世間体」気にしますが、韓国人はもっと気にします。その「世間体」も

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vol.259       日本のGDPがドイツに抜かれて世界4位に? 続きを読む

vol.259 日本のGDPがドイツに抜かれて世界4位に?

2. 日本はやはり4位、ただし3位はドイツでない
前回は、「IMFの予測では2023年に日本の名目GDPがドル換算でドイツに抜かれて4位になる見通し」というニュースを主要紙がどのように取り上げたかを比べてみた。しかし、率直に言って、これらの報道はいずれもポイントがずれている。以下に順を追って説明しよう。 IMFの予測では2023

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vol.258     七十二候: 霎時施 続きを読む

vol.258 七十二候: 霎時施

霎時施(こさめときどきふる)
本日、七十二候(※)では、霎時施(こさめときどきふる)の日です。 雨は、突然降り始めるかと思えば、一瞬で止んで、青空がのぞきます。この季節に降るこのような雨を「時雨(しぐれ)」と呼び、秋から冬にかけての特徴的な気象です。七十二候の「霎時施(こさめときどきふる)」は、この時雨の季節

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vol.257      日本のGDPがドイツに抜かれて世界4位に? 続きを読む

vol.257 日本のGDPがドイツに抜かれて世界4位に?

1.日本のGDPが世界4位?
今週、日本のGDPがドイツに抜かれて世界4位になったというニュースが流れた。これはメディア・リテラシーを考える上で格好な例だと思われるので、解説してみたい。 まず、主要な報道機関の見出しを並べてみよう。記事のリンクを付けたので、読み比べてみてほしい。
vol.256    現地エコノミスト取材:ブラジルの実情 続きを読む

vol.256 現地エコノミスト取材:ブラジルの実情

日経電子版を見ていると、「台頭するブラジル、危機のアルゼンチン 南米の光と影」というイベントの案内をしているのが目についた。ブラジルについて、以下のように非常に楽観的な見通しを示している。 「南米最大国のブラジルは左派のルラ大統領の下で財政を拡大し、経済は堅調です。ウクライナ問題

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