投稿記事一覧【カテゴリー別】

医療・医学Category

vol.336     増える糖尿病患者さんに「朝トマト」 〜 やっちゃ場の声 続きを読む

vol.336 増える糖尿病患者さんに「朝トマト」 〜 やっちゃ場の声

トマトは血糖値を下げる最強の野菜
「糖質量を制限している糖尿病の方がトマトを食べても良いのでしょうか?」という質問を受けることがあります。私は、「はい。トマトこそが血糖値を下げる最強の野菜ですので、毎朝食べてください」と答えたいと思います。 我が国の糖尿病とその予備軍は2000万人を超えると言われています。このよ

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vol.335    増える糖尿病患者さんに「朝トマト」 〜 やっちゃ場の声 続きを読む

vol.335 増える糖尿病患者さんに「朝トマト」 〜 やっちゃ場の声

唯一ソースになった野菜
トマトはジャガイモ、とうもろこしなど主食となる野菜を除けば、世界で一番生産量が多い野菜であるのはご存知でしょうか? トマトがここまで広がった一番の理由は、「唯一ソースになった野菜」だからです。つまり、ケチャップが誕生し、世界中の食卓に並ぶことになったのです。 トマトを砂糖で甘くし

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vol.334     増える糖尿病患者さんに「朝トマト」 〜 やっちゃ場の声 続きを読む

vol.334 増える糖尿病患者さんに「朝トマト」 〜 やっちゃ場の声

日本最大の青果市場「大田市場」のトマト専門卸より
東京都中央卸売市場「大田市場」は、日本が誇る国内最大の青果市場です。 私は、大田市場のトマト専門卸で働いています。国内外のあらゆるトマトを扱っており、毎日トマトに囲まれた生活をしています。 トマトに魅せられ、栄養士免許も取得しました。トマトへのこだわりと理解は誰にも負けないという

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vol.327    大麻ビジネスは新たな投資分野か? 続きを読む

vol.327 大麻ビジネスは新たな投資分野か?

日本企業は大麻ビジネスにどのように取り組むべきか
以前も書いた通り、私の元には、日本の総合商社から当麻ビジネスについて問い合わせが寄せられている。ただ、大半は以下のような初歩的な質問ばかりである。 誰が世界的権威で、どの会社が優れているのか? どの地域が医療用を含めて良い大麻の産地なのか? 1キロあたりいくら位が正当な原価なのか

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vol.326 大麻ビジネスは新たな投資分野か? 続きを読む

vol.326 大麻ビジネスは新たな投資分野か?

大麻の高級ブランド化を目指すカリフォルニア州
カリフォルニア州は、1996年に医療用大麻を米国内で初めて合法化し、2016年の住民投票で嗜好用大麻も合法化された(施行は2018年)。 大麻はすでに生活に浸透しており、コロナ禍のロックダウンの際に飲食店やサービス業が営業制限を受けるなかでも、大麻取扱店は「エッセンシャル・ビジネ

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vol.325      大麻ビジネスは新たな投資分野か? 続きを読む

vol.325 大麻ビジネスは新たな投資分野か?

カナダの大麻ビジネス
昨年末に、「医療用大麻」についてお話しした。私は日本で医師免許と医学博士を取得した「医療従事者」であり、「研究者」である。 しかし、最近では総合商社などの担当者が、大麻について「理解を深めたい」と私にレクチャーを依頼してくるようになった。まるで「金脈」を探しあてたような熱量と意欲

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vol.317  シリーズ: 日本も「大麻」市場へ参入すべきか? 続きを読む

vol.317 シリーズ: 日本も「大麻」市場へ参入すべきか?

 「嗜好用大麻」をどのように考えるか
ここまで、「医療用大麻」について論じてきた。しかし、大麻について考える上では、「嗜好用大麻」の問題を避けることができない。 最近では、日大、東京農大、福岡大の学生が「大麻所持」で逮捕された。大麻所持・使用で逮捕される芸能人も多い。 「危険な薬物」として厳しく規制されている大麻がど

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vol.315 シリーズ: 日本も「大麻」市場へ参入すべきか? 続きを読む

vol.315 シリーズ: 日本も「大麻」市場へ参入すべきか?

山本正光さんの悲劇
2015年12月に、山本正光さんというフランス料理のシェフが都内の路上にて大麻所持で逮捕された。山本さんは余命宣告を受けた末期がん患者だった。 インターネットで大麻が、がんの改善に有効な可能性があると知り、大麻を自宅で栽培してパイプで吸い始めた。 大麻を使用したところ、食欲が回復

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vol.314  シリーズ: 日本も「大麻」市場へ参入すべきか? 続きを読む

vol.314 シリーズ: 日本も「大麻」市場へ参入すべきか?

日本における大麻
日本では大麻は嗜好品でなく、繊維を作るために古くから栽培されてきた。大切な農作物であったため、『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』にも大麻が登場する。正倉院には、大麻を使った「麻紙」の文書も残存している。 歴史的にも現実的にも、大麻は日本の生活に深く入り込んでいる。日本の食卓の定

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vol.312  シリーズ: 日本も「大麻」市場へ参入すべきか? 続きを読む

vol.312 シリーズ: 日本も「大麻」市場へ参入すべきか?

世界で大麻市場への参入競争が始まった
大麻市場で米国、カナダの2強を追いかけているのは、中国とイスラエルである。 中国は医療用・嗜好用大麻「マリファナ」は禁止しているが、世界一の産業用大麻「ヘンプ」の生産国である。日本の“中国通”もあまり知らない話である。 イスラエルは、医療用大麻の研究で世界のリーダーである。実はイ

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