投稿記事一覧【カテゴリー別】

海外事情Category

vol.200    戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声 続きを読む

vol.200 戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声

3.二分されていたウクライナの世論
日本政府が用意してくれた通訳を介し、数多くの質疑応答と書面の説明を受け無事日本に入国することができました。ボランティアの方が作ってくれたボルシチを口にした時、子供達は溢れる程涙を出していました。そして、子供達が『パパの分を残してあげようね』と呟いた時、「我が子は天使だ。生きていれ

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vol.198   戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声 続きを読む

vol.198 戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声

2.突然使えなくなったウクライナ製のSIMカード
ウクライナ西部のリヴィウへ避難して2週間が過ぎた頃、ロシア軍が電力・給水など市民生活に欠かせない社会インフラを狙った攻撃を行い始めました。同じ人間がすることとは思えませんでした。軍隊同士で戦うのではなく、一般市民を巻き込むことが必然というロシア軍に憎悪以上の感情が芽生えました。

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vol.196   戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声 続きを読む

vol.196 戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声

1.2022年2月24日の夕暮れ「ドーン」「ドーン」
(寄稿者の希望により、入稿原文のまま和訳し、編集を加えておりません。ウクライナ情勢については様々な見方があることを承知しておりますが、セレンとしては日本で生活しているウクライナ難民の方が何を考えているかを正確に伝えることに意義があると判断しました)。 私達は、ロシアとの緊迫した状

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vol.190       1国2制度の25年、これからの25年〜「香港」からの生声  続きを読む

vol.190 1国2制度の25年、これからの25年〜「香港」からの生声 

7. これからの25年「香港」
似て非なるシンガポールと香港。シンガポールは1名の政治家による経済政策で奇跡の経済成長を遂げた国です。その軸は、規制と制圧でした。香港は、市民一人一人の志しと熱量の成果による経済成長でした。 返還前は、シンガポールのことを「温かい北朝鮮」とも揶揄やゆしていました。これから香港はど

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vol.188    1国2制度の25年、これからの25年 〜「香港」からの生声  続きを読む

vol.188 1国2制度の25年、これからの25年 〜「香港」からの生声 

6. 今の香港
民主化運動(2019-2020)時点と現在に分けて香港の状況をお話しします。 民主化運動時、日本に報道されているものは序の口です。警察官が平気で若い女学生にすら警棒で殴打は当たり前、中には、重い安全靴で女性の腹部を何度も踏みつける者も居ました。中国本土から大量の警察官を国境先の広

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vol.186    産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.186 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

7.日本がドバイから学ぶべきこと
あくまでも私見ですが、ドバイからまず学ぶべきことは「経済特区」です。東京や大阪が国際金融センターとして誘致活動を進めていますが、大きな成果を上げているとは聞いたことがありません。特段、税メリットがあるわけでもなく、人材が豊富というわけでもない事から当然の結果だと思います。実際、世

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vol.185    1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声  続きを読む

vol.185 1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声 

5. 『アジア通貨危機』後の香港
激烈かつ連続的な市場混乱を受けて香港政府は、外為基金を取り崩し株式・先物市場に介入しました。合計1180億香港ドル(151 億米ドル)を投入し、ハンセン指数を構成する 33 銘柄を購入し、この防衛(市場介入)により、香港は国際金融センターとしての秩序を維持し、香港経済に対する

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vol.184    産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.184 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

6.ドバイの成功の秘訣
2030年にはイスラム教徒(ムスリム)は、約22億人(世界総人口比26.4%)に拡大すると予想されています。イスラム経済圏の市場規模は2024年までに2.4兆米ドルに、イスラム金融資産は約3.7兆ドルに拡大する見通しとされています。イスラム圏の成長に伴う資金が、ドバイに集まり続け

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vol.183    日本政府系シンクタンク勤務のブラジル人〜よく聞かれる質問 続きを読む

vol.183 日本政府系シンクタンク勤務のブラジル人〜よく聞かれる質問

2. 突然の三行半。離婚劇
日本国内でこの事実を共有すると、皆さんは驚かれることかもしれませんが、ブラジルにおいては、離婚の申し出のうち70%が女性によるものなのです。実際、私自身も以前、妻から突然離婚を切り出され、2年という短い期間で結婚生活に幕を閉じることとなりました。 よく質問されることの一つに、「ブ

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vol.182    日本政府系シンクタンク勤務のブラジル人〜よく聞かれる質問 続きを読む

vol.182 日本政府系シンクタンク勤務のブラジル人〜よく聞かれる質問

1. ブラジルは、サッカー強くて当たり前
私はリオデジャネイロ出身の33歳ブラジル人です。日本にきて2年。現在は、某省のシンクタンクで勤務しています。ブラジルの大手新聞社から定期寄稿もしています。日系人でもなく、日本にそれほど染まってないことから、純粋にブラジル人としての目で伝えられるからだと思います。 今回は、日本人の

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