投稿記事一覧【カテゴリー別】

海外事情Category

vol.220    「香港」からの生声 〜 傍受・盗聴なんでもどうぞ   続きを読む

vol.220 「香港」からの生声 〜 傍受・盗聴なんでもどうぞ  

1988年から、私は香港に住み着いています。私のマンションは、多国籍の外国人が住んでいるのですが、数年前から裕福そうな大陸系中国人も住み始めています。その人達が何者かは分かりません。共産党員?新華社? 1つ不思議なのは、その数名の人達が、北京訛りの中国語で親しげに話され、お互いの

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vol.209    中国経済は誰もわからない 続きを読む

vol.209 中国経済は誰もわからない

現在、世界経済を見る上で最大の不透明要因は中国経済です。不動産会社の経営難が次々と判明し、人民元は2007年12月以来の元安となっています。一部では、「失われた30年」に入る前の日本と同様な状況だという見方もあります(関連記事:Vol. 195     中国経済の三重苦(過去・現

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vol.204    戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声 続きを読む

vol.204 戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声

5.効果の乏しい「経済制裁」
毎日、ボランティアの皆様に日本の新聞記事を朗読していただいております。先日、次のような報道を伺いました。「日本の輸出規制強化でロシア極東の中古車市場に動揺 大幅値上がり、転売業者は苦心」 率直に、驚きました。「日本を含め各国がロシアに対して行っている経済制裁と言うのはこの程度だっ

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vol.202    戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声 続きを読む

vol.202 戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声

4.兄弟喧嘩ではない
プーチン大統領は、数年前からロシアとウクライナは「兄弟」と言っています。私は幸い高校時代に3年間英国に国費留学していたので、英語での情報収集に不自由はありません。そして私のルーツはユダヤ系ですので、最近はユダヤ系の国際ネットワークにも参加できています。日本に来て情報収集を始めたと

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vol.200    戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声 続きを読む

vol.200 戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声

3.二分されていたウクライナの世論
日本政府が用意してくれた通訳を介し、数多くの質疑応答と書面の説明を受け無事日本に入国することができました。ボランティアの方が作ってくれたボルシチを口にした時、子供達は溢れる程涙を出していました。そして、子供達が『パパの分を残してあげようね』と呟いた時、「我が子は天使だ。生きていれ

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vol.198   戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声 続きを読む

vol.198 戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声

2.突然使えなくなったウクライナ製のSIMカード
ウクライナ西部のリヴィウへ避難して2週間が過ぎた頃、ロシア軍が電力・給水など市民生活に欠かせない社会インフラを狙った攻撃を行い始めました。同じ人間がすることとは思えませんでした。軍隊同士で戦うのではなく、一般市民を巻き込むことが必然というロシア軍に憎悪以上の感情が芽生えました。

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vol.196   戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声 続きを読む

vol.196 戦争は全てを奪ってしまう〜ウクライナ難民の声

1.2022年2月24日の夕暮れ「ドーン」「ドーン」
(寄稿者の希望により、入稿原文のまま和訳し、編集を加えておりません。ウクライナ情勢については様々な見方があることを承知しておりますが、セレンとしては日本で生活しているウクライナ難民の方が何を考えているかを正確に伝えることに意義があると判断しました)。 私達は、ロシアとの緊迫した状

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vol.190       1国2制度の25年、これからの25年〜「香港」からの生声  続きを読む

vol.190 1国2制度の25年、これからの25年〜「香港」からの生声 

7. これからの25年「香港」
似て非なるシンガポールと香港。シンガポールは1名の政治家による経済政策で奇跡の経済成長を遂げた国です。その軸は、規制と制圧でした。香港は、市民一人一人の志しと熱量の成果による経済成長でした。 返還前は、シンガポールのことを「温かい北朝鮮」とも揶揄やゆしていました。これから香港はど

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vol.188    1国2制度の25年、これからの25年 〜「香港」からの生声  続きを読む

vol.188 1国2制度の25年、これからの25年 〜「香港」からの生声 

6. 今の香港
民主化運動(2019-2020)時点と現在に分けて香港の状況をお話しします。 民主化運動時、日本に報道されているものは序の口です。警察官が平気で若い女学生にすら警棒で殴打は当たり前、中には、重い安全靴で女性の腹部を何度も踏みつける者も居ました。中国本土から大量の警察官を国境先の広

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vol.186    産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.186 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

7.日本がドバイから学ぶべきこと
あくまでも私見ですが、ドバイからまず学ぶべきことは「経済特区」です。東京や大阪が国際金融センターとして誘致活動を進めていますが、大きな成果を上げているとは聞いたことがありません。特段、税メリットがあるわけでもなく、人材が豊富というわけでもない事から当然の結果だと思います。実際、世

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