投稿記事一覧【カテゴリー別】

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vol.179    1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声  続きを読む

vol.179 1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声 

3. 香港返還を迎えて
バブル経済崩壊の影が漂う時代から一変し、日系企業の勢いは益々強くなっていきました。多くの日本人駐在員は、『情報交換』と称し毎晩のように居酒屋会議から始まり、フィリピンや韓国の女性が待つカラオケクラブで美しい歌声を披露していました。 当時、香港島の中心部に位置する繁華街(銅鑼湾Ca

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vol.178     産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.178 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

4.1つ上のドバイ基礎知識
ドバイの観光立国プランは見事に成就し, ドバイに繁栄をもたらしました。観光収入は、コロナ前の2019年には、世界1位の約3兆円にも達しています (マスターカード調査) 。数々の世界一、度ギモを抜くエンターテインメントを生み出し続け、コロナ後も成長を続けています。その結果、産油国(

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vol.177    1国2制度の25年、これからの25年 〜「香港」からの生声  続きを読む

vol.177 1国2制度の25年、これからの25年 〜「香港」からの生声 

2. アジアの成長始まる
1989年には、三菱地所がニューヨークのロックフェラーセンターを買収しました。ハリウッドではソニーがコロンビア、そして松下電器産業(現在のパナソニック)がユニバーサルを買収。これにより、日本企業が大胆なる世界戦略展開の幕を切りました。 そして、その年の12月29日、年内最終取引日

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vol.176    産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.176 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

3.ドバイの基礎知識
実際に現地で仕事をして分かったのですが、ドバイは知れば知るほど興味深いところです。今日は、基礎理解のフレームワークをお話しします。 そもそもドバイは国ではありません。アラブ首長国連邦(UAE)を形成する都市の1つです。UAEは、7つの首長国から形成されており、ドバイ首長国はその1

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vol.175    1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声  続きを読む

vol.175 1国2制度の25年、これからの25年 〜 「香港」からの生声 

1. 香港ドリーム
1988年、私は日本の企業に勤める駐在員として香港に赴任いたしました。当時、香港が中国に主権移譲される約10年前のことです。以来、私は香港の魅力に引かれ、既に35年にわたってこの地に居住しております。しかしながら近頃、香港からの実況報告が以前ほど頻繁ではないように感じられるのは、

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vol.174    産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.174 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

2.宰相、アラブ首長国連邦(UAE)へ飛ぶ
今夏、7月16日~18日に岸田総理は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)及び カタールを訪問しました。(7月16日~18日)。これら3ヶ国は、日本にとって極めて重要な化石燃料の輸入国です。特にサウジアラビアとUAEは、日本の原油輸入の7割以上を担っており、カタールも原油だ

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vol.172     産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から 続きを読む

vol.172 産油国の挑戦と変化:日本が採るべき戦略” 〜 ドバイ駐在員から

1.灼熱のドバイから
私は、現役日系企業のドバイ駐在員です。皆さんは、ドバイについて聞いたことはありますか?多くの人が、「ガーシー前参院議員が逃げていた国」とか「世界一高いビル“ブルジェ・カリファ”」が。最初に浮かぶのではないかと思います。 今、私の目の前では、超高層ビルから盛大に花火を打ち上げ、ダイ

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vol.160    台湾は信じています。日本の良心を。 続きを読む

vol.160 台湾は信じています。日本の良心を。

またまた、台北のPrunus Mumeです。本日、「中国が、訪日団体旅行を解禁」という報道を目にしました。これは、自民党の麻生太郎副総裁が台湾での基調講演において発した牽制の意図が透けて見えるものと言えるでしょう。 今朝速攻で、私はセレン編集部に日本の主要メディアの報道内容を照会

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vol.159   攻め寄る『中国』、守る『台湾』 続きを読む

vol.159 攻め寄る『中国』、守る『台湾』

先般、台湾と日本で『台湾有事』に関して危機感や緊張感に相当乖離があることを、お話しをしましたPrunus Mumeです。昨日、自民党の麻生太郎副総裁が、現職副総裁としては初めて台湾を訪れ、「ケタガラン・フォーラム」という場で基調講演を行いました。私も招待され、その講演に参加いたし

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vol.148    『台湾有事』と日本 続きを読む

vol.148 『台湾有事』と日本

台湾人ですが日本人です
私は台湾出身です。私の家族はゴルフ場やホテルを運営しており、私自身はスイスの大学を卒業し、ロンドンや香港で不動産事業に従事した後、4年前に結婚を機に台湾に戻りました。私の曽祖父は、戦前に沖縄から台湾へ移住した日本人です。大伯父は台湾総督府で働き、曽祖父は鉄道会社で職に就いていたそ

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