投稿記事一覧【カテゴリー別】

金融・経済Category

vol.124    個人年金保険(アニュイティー)第二弾 高給付率が出現 続きを読む

vol.124 個人年金保険(アニュイティー)第二弾 高給付率が出現

1. 高給付率の個人年金保険への加入条件は?
現在米国では、65才になる人が毎日1万人ずつ増えています。また、政府系の年金だけでは生活できない人たちの為に、政府は税制で有利なアニュイティー(以下“個人年金保険”)等の個人年金に関わるものを推し進めています。そんな中で、強烈な高給付率の個人年金保険が、米国に出現しました。この保

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vol.95    今さら聞けない、【外国為替】 続きを読む

vol.95 今さら聞けない、【外国為替】

5.ミセス・ワタナベの現在
海外の為替投資家と話していると、「ミセス・ワタナベはどうしていますか?」と聞かれることがよくあります。もちろん、ワタナベさんという共通の知人がいるわけではありません。ご存知の通り、日本の個人による為替取引は外国人から(なぜか)「ミセス・ワタナベ」と呼ばれています。 金融先物取引業

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vol.93    今さら聞けない、【外国為替】 続きを読む

vol.93 今さら聞けない、【外国為替】

4.円安?ドル高?
私の身元について問い合わせがあったそうなので、遅ればせながら簡単に自己紹介します。私はかれこれ20年以上、外資系金融機関で投資家にアドバイスをする仕事をしています(一応、まだ現役です)。若い頃には為替トレーダーとして実際に取引を行っていたこともあります さて、応用編として為替見通

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vol.91    今さら聞けない、【外国為替】 続きを読む

vol.91 今さら聞けない、【外国為替】

3 為替の変動要因:経常収支、金利、政治
今回は為替がどのような理由で変動するかを考えてみましょう。もちろん、昨日説明した通り、為替予想は当たりません。ただ、それは幾つもある為替の変動要因をどのようなバランスで組み合わせて予想するかが難しいということであって、どのような理由で為替が動いたかを後講釈で解説することは可能です

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vol.89    今さら聞けない、【外国為替】 続きを読む

vol.89 今さら聞けない、【外国為替】

2 為替予想は当たらない
最初にお伝えしたいのは、為替予想は当たらない、ということです。これは、為替取引には非常に多様なプレイヤーが参加しており、為替レートに影響を与える要因が多すぎるためです。 まず、「実需」の取引があります。輸出企業は外貨で受けた支払いを円に戻す必要があり、輸入業者は円を外貨に替えて支

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vol.87    今さら聞けない、【外国為替】 続きを読む

vol.87 今さら聞けない、【外国為替】

1 はじめに:個人が為替市場と付き合うために
昨年に続き、今年も為替市場が大きく動いています。ドル円相場は再び140円を超えました。ユーロ円やポンド円など、対欧州通貨では昨年以上の円安が進行しています。 夏休みが近づき、旅行先の為替相場が気になる方も増えていると思います。予想外の為替変動は、当然ながら様々なビジネスに大きな影

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vol.63    今さら聞けない、でも知りたい 続きを読む

vol.63 今さら聞けない、でも知りたい

中銀ウィーク:今週は投資の安息週
おはようございます。新しい1週間の始まりですね。 今週は、15日早朝(米国の14日)に米国の連邦公開市場委員会(FOMC)、15日の夜に欧州中央銀行(ECB)の理事会、16日に日銀の金融政策決定会合が政策金利の決定を行う「中銀ウィーク」であることはご存じでしょうか?
vol.52    悲劇物語:トルコ・リラ建債券 続きを読む

vol.52 悲劇物語:トルコ・リラ建債券

「トルコ・リラが最安値更新・・・これからどうなる?」
5月28日のトルコ大統領選挙の決選投票でエルドアン大統領(69)の再選が決定した後、トルコ・リラは暴落を続けています。セレンは選挙前に掲載した「悲劇物語:トルコ・リラ建債券」のシリーズで、トルコ・リラについては「もう底はないだろう」と考えることは禁物だと注意喚起しました。
vol.51    今さら聞けない、でも知りたい 続きを読む

vol.51 今さら聞けない、でも知りたい

5. 金利上昇を恐れすぎるべきではない
ノーベル経済学賞候補と言われる清滝信宏プリンストン大学教授は、5月15日の政府の会議で、「1%以下の金利でなければ採算が取れないような投資をいくらしても、経済は成長しない」と断言し、波紋を呼びました。たとえば、清滝教授は、低金利で不動産等の資産価格が高くなりすぎることで、
vol.48    今さら聞けない、でも知りたい 続きを読む

vol.48 今さら聞けない、でも知りたい

4. 日銀は何を考えているのか
(写真:日本銀行ホームページより) 1990年代以降、日本ではデフレと低金利が続いてきました。今はデフレではなくなり、日銀の「正常化」がようやく議論されるようになりました。4月に就任した日銀の植田新総裁は, 5/25の朝日新聞のインタビューで地銀の経営について質問され、以下のよう

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