投稿記事一覧【カテゴリー別】

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vol.387   七十二候: 桃始笑 続きを読む

vol.387 七十二候: 桃始笑

桃始笑(ももはじめてわらう)
本日、七十二候(※)では、「桃始笑」(ももはじめてわらう)の日です。 まるで、微笑みかけるように桃の蕾がほころび、花桃(ハナモモ)が咲き始める頃になりました。 花桃は、梅と桜の開花時期の間を繋ぐように、この時期に咲き出します。見事に微笑んでいるようですね。 【春に先がけて咲く梅、

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vol.382       七十二候:蟄虫啓戸 続きを読む

vol.382 七十二候:蟄虫啓戸

蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)
本日、七十二候(※)では、「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)の日です。 「蟄」は「虫などが冬ごもりで土中に隠れ、閉じこもる」という意味であり、「啓」は「開く」という意味です。 ゴルフやキャンプのブームもあり、渓谷などで、蛙が水中から頭を出している光景を見かけた方も多いかと思い

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vol.377      七十二候:草木萌動 続きを読む

vol.377 七十二候:草木萌動

草木萌動(そうもくめばえいずる)
本日、七十二候(※)では、東風解凍(はるかぜこおりをとく) の日です。 草木萌動は、七十二候では雨水の末候に変わり、草木が萌え出す頃です。今年は見事に雨の日が続き、草木萌動の季節を演出してくれています。 街を歩いていても、温暖化のせいなのか、アスファルトのわずかな隙間、電柱の根元

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vol.372     七十二候:霞始靆 続きを読む

vol.372 七十二候:霞始靆

霞始靆(かすみはじめてたなびく)
本日、七十二候(※)では、「霞始靆」(かすみはじめてたなびく)の日です。 やっと「あ、ちょっと春っぽい」と思う瞬間が増えてきた季節です。 春霞(はるがすみ)が棚引たなびき、遠くに見える山や景色がぼんやりとかすんで見える頃となりました。 なんか幻想的な響きですね。   因

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vol.367      七十二候:土脉潤起 続きを読む

vol.367 七十二候:土脉潤起

土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)
本日、七十二候(※)では、「土脉潤起」(つちのしょううるおいおこる))の日です。 「土脉潤起」といわれても難しいうえにさっぱりイメージが浮かばない人が大半だと思います。 「雪に代わり温かな春の雨が降って、寒さに固くなっていた大地がうるおう」という意味に置き換えると季節感が掴めます

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vol.362      七十二候: 魚上氷 続きを読む

vol.362 七十二候: 魚上氷

魚上氷(うおこおりをいずる)
本日、七十二候(※)では、「魚上氷」(うおこおりをいずる)の日です。 凍っていた川や湖の表面が割れだし、そんな割れた氷の間から、魚が飛び跳ねる様子を表した候です。 この時期によく見られる春先の薄く張った氷や解け残った氷は、「薄氷 (うすらい)」や「春の氷」「残る氷」と呼ばれ、まだ

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vol.357     七十二候:黄鶯睍睆(うぐいすなく) 続きを読む

vol.357 七十二候:黄鶯睍睆(うぐいすなく)

黄鶯睍睆
本日、七十二候(※)では、鶯睍睆(うぐいすなく) の日です。 「ホーホケキョ」と、日本人にはおなじみの鳴き声で、鶯(うぐいす)がさえずりはじめるころです。 うぐいすは昔から、別名「春告鳥」や「報春鳥」と呼ばれ、春の訪れを象徴する野鳥として人々に愛されてきました。 なんとも素敵な名

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vol.352  七十二候:東風解凍(はるかぜこおりをとく) 続きを読む

vol.352 七十二候:東風解凍(はるかぜこおりをとく)

東風解凍
本日、七十二候(※)では、東風解凍(はるかぜこおりをとく) の日です。 「東風」とは、春本番ののんびりと穏やかな風とは違い、まだ冷たさの残る早春の風のことです。春によく吹くと言われる暖かな東寄りの風が、川や湖の氷を解かし始める頃とされています。 「東風」といえば、菅原道真の和歌が

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vol.347     七十二候:鶏始乳 続きを読む

vol.347 七十二候:鶏始乳

鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
本日、七十二候(※)では、「鶏始乳」(にわとりはじめてとやにつく)の日です。 「乳す」は、鳥が卵を産むという意味です。春の気配を感じ鶏が卵を産み始める季節になったということです。 この寒さも含めて、“鳥が卵をこんな寒い時に産むの”と思う人も少なくないと思います。 養鶏が中心となっ

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vol. 342    七十二候:水沢腹堅  続きを読む

vol. 342 七十二候:水沢腹堅 

水沢腹堅 (さわみずこおりつめる)
本日、七十二候(※)では、「水沢腹堅」(さわみずこおりつめる)の日です。 沢の水も凍りつき、厚く氷が張っている頃で、いかにも寒そうな名前です。ニュースなどで最低気温の記録が聞こえてくるのも、この時期が多いようです。 ちなみに、寒さの日本記録は−41℃で、明治35年1月25日に旭川

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