投稿記事一覧【寄稿者別】

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vol. 390 個人投資家:社債買って良いタイミング? 続きを読む

vol. 390 個人投資家:社債買って良いタイミング?

偉大な人間は待つことを知っている(エドワード・ギボン)
3月8日付の日本経済新聞朝刊に「社債投資家、楽観論に傾斜 日銀の解除『もう怖くない』」という記事が掲載されました。 この記事は、 「日銀によるマイナス金利政策の解除が秒読みとなるなか、国内社債市場が意外なほど堅調だ」とした上で、「金利の先高観が強まった局面では、買い手が投資を手控

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vol.370     米国発 「SNS大変身の風」  日本では、何を先読みすべきか 続きを読む

vol.370 米国発 「SNS大変身の風」  日本では、何を先読みすべきか

グローバルSNS大手5社:米議会公聴会でボコボコ
今日は、米国で今一番注目を集めている話をしようと思う。 日本でも報道はされているが、米国と日本での捉え方には、温度差がある。米国系メデイアのShamrock氏とも意見交換をした。 遅かれ早かれ日本の株式・不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高い話だが、今回は厳密な議論ではなく

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vol.350     【揺籠の株式市場】 続きを読む

vol.350 【揺籠の株式市場】

最も身近な投資資産 “株”
日経平均株価は史上最高値(1989年12月29日の終値3万8,915円)が視野に入ってきた。大手欧米銀行で30年以上勤務した私ではあるが、株屋ではない。 何故、日本の株式市場がこれ程まで堅調なのか明確には分からない。果たして、どこまで上がり続けるのだろうか。 トヨタ自動車の時価総

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vol.302  海外ファンド(蟻)選考は、割といい加減 続きを読む

vol.302 海外ファンド(蟻)選考は、割といい加減

常套句「何かあったらどうする?」
ブラックストーン・KKR・ブルックフィールドなどの大手ファンドを日本の販売会社が選択し始めた。「なぜ大手ばかり?」とても、日本のサラリーマン的な判断としか私には思えない。欧米投資銀行で30年以上勤めた者の遺言を続けよう。 政府の後押しもあるのか、段々と海外ファンドの日本上陸・進出

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vol.301   海外ファンド(蟻)が、富裕層に群がり始めた 続きを読む

vol.301 海外ファンド(蟻)が、富裕層に群がり始めた

始まった「投資信託(ファンド)祭り」の前に
米ブラックストーン・米KKRに続き、カナダ系大手ファンドのブルックフィールドが、日本の大手証券と組んで来年から公募投資信託を国内で販売すると発表があった。 これから日本の個人資産、特に富裕層に群がる蟻が、上陸し始めた。幾度も無く伝えているが、この状況は、日本の個人投資家を蔑ないが

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vol.289        懲りない「新興国投資」セールスへの自衛策 続きを読む

vol.289 懲りない「新興国投資」セールスへの自衛策

誤解させる営業トーク
今夏パキスタンがIMFから巨額の融資を受けた際、経済回復による高い投資利回りが期待できるので、パキスタンへの投資を進めてきた某証券会社の営業マン。懲りずに今朝、「アルゼンチンのETFが上昇し始めているので、投資を考えましょう」「少なからずG20の参加国ですし、新大統領が大改造を行

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vol.273   こんな政情時に新興国への投資する人、居るのですか? 続きを読む

vol.273 こんな政情時に新興国への投資する人、居るのですか?

今、グローバルサウスが安定成長できる地合い?
10月26日に 「Vol 256 現地エコノミスト取材:ブラジルの実情」を配信して、ブラジル経済に対し警鐘を鳴らした。その後、私の元に某証券会社の「ブラジル・レアル建ゼロクーポン社債」の売出募集の案内が届いた。7年債で利回りは年11.006%、発行体は欧州の銀行である。二桁の金利

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vol.263【忙しい方へ〜今日の新聞記事の行間を読む】 続きを読む

vol.263【忙しい方へ〜今日の新聞記事の行間を読む】

日本経済新聞(11/2朝刊より)
不定期に配信 「今日掲載された記事から、気になるものを幾つか取り上げて、留意すべきポイントだけまとめてみた。」 日本経済新聞(11/2朝刊より) 【投信価格、信託銀が算出へ】
vol.250 日生、「年収最大5000万円」を考える 続きを読む

vol.250 日生、「年収最大5000万円」を考える

日本生命保険が、「海外M&A(合併・買収)やIT(情報技術)・デジタルなどで高度な専門性を持つ人材に最大5000万円程度の年収を提示する」という報道について、長年欧米投資銀行に勤めたものとして考えてみたい。この報道に対して、全面否定の記事もあるので参考までに読んでもらいた

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vol. 244      日本にジャンク債(ハイイールド債)市場が誕生? 続きを読む

vol. 244 日本にジャンク債(ハイイールド債)市場が誕生?

3.日本にジャンク債が出現すると、ソフトバンク・楽天の債券は暴落か?
日本の10年国債利回りは昨年12月までは日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)で0.25%の上限で抑えられているはずだったが、日銀の2度の政策修正もあり、いつの間にかすでに0.8%に到達している。日本でも金利上昇がすでに始まっているのだ。 日本の過去30年近い低金利は、①円

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