投稿記事一覧【寄稿者別】

Water IrisAuthor

vol.163   1万円から投資できるデジタル社債。でも・・・・ 続きを読む

vol.163 1万円から投資できるデジタル社債。でも・・・・

3. 個人投資家の社債投資:最大限のメリットを求めろ
個人投資家が安心して社債を購入するためには、「金融リテラシー」(金融や経済に関する知識や判断力)が欠かせません。日本では長らく証券会社の対面営業スタイルが主流であり、証券会社が自社の推奨商品を個人顧客に一方的に押し付けてきたため、個人投資家が十分な知識なしに投資を行うことが一般的

[続きを読む]

vol.162   1万円から投資できるデジタル社債。でも・・・・ 続きを読む

vol.162 1万円から投資できるデジタル社債。でも・・・・

2.1万円社債:誰にどんなメリットがあるのか
「1万円社債」は、個人投資家にとって無条件に歓迎すべきものなのか、考察してみましょう。社債投資に際しては、4つの主要な関係者(発行体、販売会社、証券管理会社、個人投資家)が存在します。それぞれの魅力と課題を整理し、個人投資家が社債に投資する際の判断材料としましょう。
vol.161  1万円から投資できるデジタル社債。でも・・・・ 続きを読む

vol.161 1万円から投資できるデジタル社債。でも・・・・

1. 社債は個人投資家に向いているのか
「 社債100万→1万円単位に, デジタル化で投資しやすく」という記事が8月9日付の日経新聞に掲載されました。30年以上債券を外資系銀行で取り合ってきた私ですが、安易に個人投資家に社債投資を勧めることには警鐘を鳴らさざるをえません。実は、私も欧州系外資系銀行に在籍していた8年ほど

[続きを読む]

vol.133    素朴な疑問・・・・日本のメディア取材源 続きを読む

vol.133 素朴な疑問・・・・日本のメディア取材源

プロも恐れる新興国通貨
7/19付 日本経済新聞9面に【新興国通貨、買いに勢い】の記事について、素朴な疑問をお話ししたいと思います。セレンでは、既にブラジル・レアルのキャリー取引の有効性とトルコリラの継続する通貨安について配信しています。各々、現地著名エコノミスト・現役グローバル投資銀行チーフエコノミス

[続きを読む]

vol.117    米国の不動産市場でなぜ日本企業は存在感を失ったのか 続きを読む

vol.117 米国の不動産市場でなぜ日本企業は存在感を失ったのか

2.米国不動産市場に再参入するには
日本企業が全く米国の不動産市場に投資していないわけではありません。例えば、昨年10月には三井不動産がニューヨークのマンハッタンで総事業費の9割の5400億円(1ドル=145円の換算)を投じていたオフィス・ビル「50ハドソンヤード」が竣工しました。58階建てのビルには、 IT大手の

[続きを読む]

vol.115    米国の不動産市場でなぜ日本企業は存在感を失ったのか 続きを読む

vol.115 米国の不動産市場でなぜ日本企業は存在感を失ったのか

1. 日本企業は13位
日経平均がバブル後の高値を記録しています。首都圏のマンション価格は過去最高値を更新しました。バブルの再来か、と言う人もいます。 しかし、1980年代後半のバブルと現在では一つ大きな違いがあります。当時は、1989年の三菱地所のロックフェラー・センター買収が社会問題になるなど、ジャ

[続きを読む]

vol.113    不動産〜「宅建士」を育てるのは誰なのか? 続きを読む

vol.113 不動産〜「宅建士」を育てるのは誰なのか?

4 付加価値のある宅建士とは
このシリーズでは、米国との比較を含め、不動産取引の現場で感じた日本の宅建士の問題点についてお伝えしてきました。最後に、私が考える宅建士の理想像についてお話したいと思います。 今年3月末時点で日本の宅建士の資格総登録者数は1,154,979人に上り、前年から28,384人増加してい

[続きを読む]

vol.111    不動産〜「宅建士」を育てるのは誰なのか? 続きを読む

vol.111 不動産〜「宅建士」を育てるのは誰なのか?

3. 米国の宅建士
トランプ前大統領は政界入りする前には米国屈指の「不動産王」として知られていました。著書によると、毎日100人の関係者に電話して情報の信憑性を幾度となく確認し、取引ごとに付加価値のある宅建士と契約して、大型の不動産取引に挑むことで成功を収めたとのことです。
vol.110    不動産〜「宅建士」を育てるのは誰なのか? 続きを読む

vol.110 不動産〜「宅建士」を育てるのは誰なのか?

2.時代遅れの「仲介手数料」と「両手仲介」
不動産仲介手数料の上限は法令で定められています。しかし、その上限表を見ると、ほとんどの人は「いつの時代が前提なの?」と思うはずです。日本の「仲介手数料率」は国際基準からかけ離れた高額の設定となっています。日本の不動産仲介は独特な世界であるとも言えます。まず、「仲介手数料率」から話

[続きを読む]

vol.107   不動産〜「宅建士」を育てるのは誰なのか? 続きを読む

vol.107  不動産〜「宅建士」を育てるのは誰なのか?

1. 「宅建士」は花形職業?
不動産購入は、人生で最も高額な買い物と言えるでしょう。不動産取引においては、「宅地建物取引士」(以下「宅建士」)という存在が不可欠です。「宅建士」になるための資格試験「宅建試験」は年間20万人が受験するほどの人気の国家資格です。 世の中に、街の不動産屋さんから大手不動産会社まで、

[続きを読む]