私は、国立病院の総合医療チームの長として、医療の最前線で患者さんと向き合っている現役の医師である。

これまでコロナとインフルエンザの対応に追われてきたが、次は麻疹(はしか)が流行の兆しを見せている。

立場上、日本医師会を刺激するような発言は表立ってできない。

しかし、日本の医療が再び崩壊するかもしれないという危機感から、セレンの場を借りて問題提起をさせていただくことにした。

人類はこれまでも、目に見えない菌やウィルスと戦ってきた。

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