2015年12月に、山本正光さんというフランス料理のシェフが都内の路上にて大麻所持で逮捕された。山本さんは余命宣告を受けた末期がん患者だった。

インターネットで大麻が、がんの改善に有効な可能性があると知り、大麻を自宅で栽培してパイプで吸い始めた。

大麻を使用したところ、食欲が回復し、安眠も取り戻した。以前で伝えたように、THCは食欲を増進し、CBDには鎮痛作用、抗不安作用、催眠効果がある。月5万円以上の薬代も軽減できた。山本さんはいつ襲ってくるか分からない激しい痛みと絶望感に備えて、大麻を常に持ち歩いていた。そして逮捕された。

山本さんは末期がん患者にも関わらず、健常者と同じように留置場で扱われ、2週間後に保釈された時には別人のように痩せこけていた。翌年に裁判が始まり、夏に山本さんはこの世を去った。結局、判決が出ないまま裁判は終了し、議論は放置された。

裁判での山本さんの陳述を聞いてもらいたい。

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