ブラックストーン・KKR・ブルックフィールドなどの大手ファンドを日本の販売会社が選択し始めた。「なぜ大手ばかり?」とても、日本のサラリーマン的な判断としか私には思えない。欧米投資銀行で30年以上勤めた者の遺言を続けよう。
政府の後押しもあるのか、段々と海外ファンドの日本上陸・進出が顕著になってきた。これ自体は喜ばしい話である。しかし、日本の販売会社の選考判断は「あいも変わらず」の「楽に流れる」プロセスになっていると言わざるを得ない。
この「楽に流れる」というのは、「大手優先」「日本人担当者在籍」「資料作成が楽」「海外オフィス定期訪問」などがワンセットになっているものである。
稚拙な話ではあるが、馬鹿馬鹿しい現実の「判断基準」を伝えよう。