日大アメフト部が“廃部”とか“競技スポーツ部から格下げ案だとか、連日日本で報道されている。米国人の私には、日本の大学経営者が、ただただ「無能・無責任」としか思えない。
日本の皆さんに理解が共有されるか分からないが、コンサルティング会社パートナーとして、この問題に一石を投じたい。そして、少しでも民意が広がり、日大アメフト部員を支える流れに繋がることを期待したい。
そもそも、大麻程度で部活動自体が廃部になるとか、学長含めたトップが「罵り合い」「責任転嫁」をしあう事に恥を知るべきだと思う。大麻が違法なのは、日本だけではない。米国における大麻は「ダイバーシティ」が進んでいるが、ダメなものはダメでいい。しかし、部そのものの「廃部」という議論が真っ先に浮上したことに、私は言葉を失った。
この日大の問題を全て把握しているわけではないが、興味からかなり情報を得る努力をしてみた。この問題の解決は、非常に簡単にも関わらず、別な問題がより複雑骨折させ「将来ある大学生」に迷惑をかけているのではないかと思う。簡単に「迷惑極まりない」点を整理してみよう。