昨日説明したように、パレスチナ問題は宗教対立によって拡大・固定化された面もありますが、本質的には19世紀末からユダヤ人が2000年の歴史を経て民族の故郷であるイスラエルに帰還し、それによって現地に住んでいたパレスチナ人が故郷を追われたという移民問題です。

イスラエルの建国後の歴史は、パレスチナとの力関係によって以下の3つの時期に分けることができます。

① イスラエル建国〜第三次中東戦争 イスラエルがパレスチナを圧倒
② 第四次中東戦争〜オスロ合意 パレスチナの抵抗と和平路線の模索
③ ラビン首相暗殺〜ハマスのテロ攻撃 イスラエルによるパレスチナの封じ込め

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