必ずしも全部の質問に回答してくれた訳ではない。マッコリで一献交えながらゆっくり時間をかけて話してみたが、どうしても回答しなかった質問も多くあった。

その背景は計り知れないが、命懸けの「脱北」に挑んだ精神力の強さを感じた。

聞いている時も、食堂のテーブルに盗聴器が設置されてないかを点検し、私も身体チェックもされた。

北で育つと緊張感はここまで凄いのかと驚きは隠せなかった。

「なぜ脱北したの?」

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について