ウクライナ西部のリヴィウへ避難して2週間が過ぎた頃、ロシア軍が電力・給水など市民生活に欠かせない社会インフラを狙った攻撃を行い始めました。同じ人間がすることとは思えませんでした。軍隊同士で戦うのではなく、一般市民を巻き込むことが必然というロシア軍に憎悪以上の感情が芽生えました。
時間が経つにつれ、ロシア軍の攻撃は見境のないものへと変化していきました。学校、病院、修道院 そして教会(特にウクライナ正教)すら攻撃対象となりました。世界でどれだけ報道されているかは知る由もありませんが、ジャーナリストがウクライナ全土にいる訳ではありませんので、報道の数十倍いや数百倍の被害はあると考えてください。