週末は市場が止まる。
だからこそ、普段見えないものが見えてくる。
平日の市場はノイズが多すぎる。
価格、ニュース、コメント、予測。
それらはすぐに更新され、次の情報に置き換えられる。
しかし金融史の本質は、もっとゆっくりした速度で動く。
週末の静かな時間に、少しだけこの市場の奥にある構造を考えてみたい。
前回の寄稿では、ドバイの緊張が金融都市の地図を揺らす可能性を書いた。
今回はその話の続きである。
もし金融の地図が動くなら、そこには必ず巨大な資本が関わる。

暗号資産市場において、その最も大きな存在の一つが中国マネーである。
1 禁止された市場の巨大資本
