イスラエルと米国は2月28日にイランへの大規模な軍事攻撃に踏み切り、3月1日にイラン国営メディアは最高指導者ハメネイ師の死亡を発表しました。
イランが1979年のイスラム革命で現体制となって以降、国政で最終決定権を持つ最高指導者となったのは、初代の建国の父のホメイニ師と、1989年に大統領から最高指導者となった2代目のハメネイ師の2人しかいません。
このため、今後のイランの動向は極めて不確実となっています。
イランがイスラム教シーア派を国教とする国であることはよく知られていますが、最高指導者を中心とした体制がどのような考え方に基づいているかという点については、メディア報道では十分に説明されていないようです。
2025年9月に出版された駒野欽一・元イラン大使の『イラン革命史』(明石書店)は、イラン・イスラム体制の統治理論について詳細に説明しています。
