「日本は安いのか?」
この問いに対して、シンガポールのオーチャードロードやロンドンのシティ、あるいは活況を呈する中国の深センの喧騒を肌で知る旅人の視点から答えるなら、結論はこうなります。
「日本は『安い』のではない。
高度な文明の成果が、異常なほどの『負のプレミアム』を付けて投げ売りされている状態にある」のだと。
ネットに転がっている「ビッグマック指数」や「100円ショップの充実」といった表面的な記号を超えて、世界中を旅する観光専門誌編集長が目撃する「日本の価格」の正体を、4つの視点から考察します。
