12月12日、米国務省は第1回「パックス・シリカ」サミットを開催しました。
パックス(Pax)はラテン語で「平和」、シリカ(Silica)はシリコンを意味します。
米国務省のファクトシートは、この名前が「パックス・ロマーナ」(Pax Romana=ローマの平和)、「パックス・アメリカーナ」(Pax Americana=アメリカの平和)に倣ったものであると説明しています。
会議に参加した利害関係国(stakeholders)は日本、韓国、シンガポール、オランダ、イスラエル、アラブ首長国連邦(UAE)、英国、オーストラリアの8カ国です(ファクトシートの掲載順)。
米国務省は、これらの国が「世界のAIサプライチェーンを支える最も重要な企業や投資家を擁している(home to the most important companies and investors powering the global AI supply chain)とし、具体的にソニー、日立、富士通、サムスン、SKハイニックス、テマセク、DeepMind、MGX、リオ・ティント、ASMLの名前を挙げています。
台湾、EU、カナダ、OECDもゲストとして参加しました。
