先週の私の寄稿では、FOMCに多くの紙数を割く一方、日銀決定会合についてはほとんど触れずに、「ドル円はドル高・円安方向に動く可能性の方がなお高い」という見方を示しました。
ドル/円は、9月18日早朝にはFOMCの25bp利下げ発表後に一時145円台半ばまでドル安が進行する局面もあったものの、パウエル議長の記者会見を受けて147円近くまで回復し、19日に日銀決定会合を消化した後、148円前後で引けています。
米国株式市場は最高値を連日更新しており、市場がなお米国経済の強さを想定していることに変わりはありません。