vol 906 「じゃあね、さよなら、ありがとう」

最期を自分で選ぶ、ということ

私たちは、死についてどれだけ知っているだろうか？

「モルヒネを使えば寿命が縮む」「苦しいだけの延命治療は避けたい」「愛する人の名前を呼んでから死にたい」…。

これらは多くの人が信じ込んでいる「終末期医療の6つの嘘」です。

しかし、これらの嘘をすべて見抜き、自らの死を主体的に選択したある患者さんがいました。

彼の物語は、私たちが人生の最期をどう迎えるべきか、そして「死ぬこと」がどれほど素晴らしい選択になりうるかを教えてくれます。

「引き算の医療」を選んだ桜井さん