トランプ米大統領は6月21日(日本時間 22日)に、米国がイランの核施設3箇所を空爆し、「核濃縮施設は完全に破壊された」と発表しました。
イスラエルの攻撃で破壊されていなかったフォルドゥの地下の核施設に対し、最大級のバンカーバスター「GBU-57」が合計14発用いられたと報じられています。
6月19日にレビット報道官が「大統領からの声明」として「2週間以内に進むかどうか決断する(I will make my decision whether or not to go within the next two week)と伝えており、その2日後の攻撃は予想外と受け止められました。
ただ、NBCによると、過去2ヵ月間にトランプ大統領は「2週間以内」または「2-3週間」という表現を外交や関税交渉で10回以上も使っており、その中には実現していないものも多いため、実際にはこの期限自体に重要な意味はなかったようです。