先週の金融市場は, 相互関税に関する発表で乱高下しました。
中国以外の国に対する相互関税は, 90日間猶予されましたが、市場が安定化するには至っていません。
今週以降の展開はむしろ先週のイベントよりも重要な意味を持つ可能性があります。
本題から少し外れますが、最初にまず注意を促しておきたいことがあります。
9日のアジア時間での米長期金利の上昇に関して、さも自分のみが事実を知っているという口ぶりで誰が米国債を売ったかを解説する人々が散見されます。
そうしたコメンテーターの発言を, 今後は一切信頼しないことをお勧めします。