以前自己紹介したように、私はシンガポールで大手ファンドのトレーダーをしている米国と日本のハーフである。

 

 

日本のトップ大学院と大学合計5校の学生に、大手ファンドトレーダーの仕事や視点について講演してほしいと政府高官から何度も懇請された。

 

何度も固辞したものの、最終的に引き受けることになった。

 

シンガポールや韓国の大学院・大学でも同様の講演を行った経験があるが、これは両国が私のファンドに投資してくれているためだ。

 

 

 

一方、日本からの政府系投資はない。

 

そもそも、そのような組織や機能が日本には存在しないのである。

 

 

その点からも、日本政府そのものが、投資運用責任を負うつもりがないのかもしれない。

 

今回は5日間来日し、自身の政府高官との会合もあり、11校のペースで対応した。

 

当然、トレーダー業務の核心的な詳細は明かせないが、ある程度の感性があれば私の話は、学生でも理解できるはずだ。

 

実際、シンガポールと韓国では、採用したいと思える学生が何人もいた。

 

では、日本のトップ大学院や大学の学生たちはどうだったのか。

 

読者の中にはお子さんがいる方も多いだろう。

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