文才には恵まれていないかもしれませんが、数十年にわたり10万人以上の社員の生活を背負ってきた叩き上げの経営者として、心を込めてお伝えしていきます。
ビジネス界で少しは知られている爺さんの話として、どうぞお読みください。（寄稿者のご意向で編集はしておりません。）
経営の最前線に立ち、政府の会議に参加し、企業の実情を見てきた者として、どうしても伝えたいことがある。
日本の経済政策は、本当に国民のためになっているのか。
私たちの税金は、適切に使われているのか。
そして、日本企業のトップは、本当に未来を考えているのか。
長年にわたり、私はこの目で見てきた。だが、驚くほどの「無駄」と「先送り」の現実に、何度も愕然とさせられた。
今回の寄稿では、政府の意思決定の問題、年金運用の実態、企業経営の課題について、率直にお話ししたい。
これらの問題は、一部の専門家や政治家だけが知っていればよいものではない。
私たち一人ひとりが理解し、行動を起こさなければならないテーマなのだ。
年金運用の現実：日本人は年金だけで生きていけない
