※文才には恵まれていないかもしれませんが、数十年にわたり10万人以上の社員の生活を背負ってきた叩き上げの経営者として、心を込めてお伝えしていきます。

 

ビジネス界で少しは知られている爺さんの話として、どうぞお読みください。(寄稿者のご意向で編集はしておりません。)

 

日本の経済団体の会合に時折招かれ、昼食会などで経営者たちの話を聞く機会がある。

そこでよく耳にするのが「人手不足」「人材不足」という嘆きだ。

 

情けないことに、これを口にする経営者の多くは、自らの責任を直視せず、単に環境のせいにしているように思えてならない。

 

トップ企業の経営者たちは、社員を単なるコストとは考えず、むしろ「武器」として捉えている。

 

しかし、二流・三流の企業になると、社員の給与改革に踏み込もうとせず、まるで「資本家の驕り」とでも言うべき態度をとる経営者が多い。

 

彼らは、自社の衰退を外部環境のせいにするが、実際には、自らが変革を怠ったツケが回ってきているだけなのだ

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