かつて、日本人はグローバル市場で一目置かれる存在だった。
日本語を学ぶ学生は世界中で増え続け、大学の日本語クラスは抽選になるほどの人気だった。
しかし今、その熱気は失われ、近隣国のアジアですら日本語教師ですら余っている。
日本文化や日本食は引き続き世界中で愛されているが、日本人自身が「ビジネスの場で求められる存在」であるとは言い難い状況になっている。
この変化を肌で感じるのは、大手コンサルティング会社で25年以上欧米・アジアで勤務し、、現在日本支社でマネージメントとして働く私にとって、切実な現実だ。
「なぜ日本人は、世界から求められなくなったのか?」。