昨日は、「技術革新と政治・社会体制の転換が概ね40年を経て次のフェーズに移る」という仮説に基づき、1860年代以降の世界の動きを整理しました。
この枠組みに基けば、日本は1860-90年代の帝国主義、1940-70年代の大量消費社会に適応して成功を収めたものの、それに続くサイクルへの転換に失敗したと考えることができると思われます。
しかし、1980年代に始まったグローバル化の波はすでに反転したと思われます。
それに続くサイクルで日本は挽回することができるのでしょうか?
まだ新しい時代がどのようになるかは不透明ですが、私は2つのシナリオを考えています。
一つは、「素敵な世界」シナリオ、もう一つは「データ植民地主義」シナリオです。