野球は、かつて日本の国民的スポーツであり、多くの人々がその魅力に引き込まれていました。
しかし今、私たちが直面しているのは、野球人気の低迷という深刻な問題です。
このままでは、日本の野球がマイナースポーツへと転落してしまうのではないか――そう感じる人も少なくないでしょう。
私自身MLBやNPBでの経験を持ち、熱心な野球ファンとして、この現状を危惧しています。
そして、なぜこんな事態に至ったのか、真の原因を探りたいと思います。
メディアは球団や選手会に配慮し、問題の核心に触れようとはしません。
しかし、私があえて言うなら、問題の一端はファン自身にもあるのです。
選手や球団だけが責任を負うべきだと考えるのは誤りです。
実際、野球ファンが無意識のうちにプロ野球を面白くなくしてしまっているという現実があります。
この事実を知っていただき、野球を愛するファンの皆さんに、より良い未来を一緒に考えてほしいのです。
確かに、こうした発言は私自身の立場に悪影響を与えるかもしれません。
しかし、野球を心から愛する者として、真実を語る責任があると感じています。
私の考えでは、野球人気の低迷には二つの大きな要因が存在します。
一つはファンの行動、もう一つは野球機構(プロ・アマ)の運営に問題があると考えています。
まずは、ファンがどのようにして野球をつまらなくしているのか、その罪状を一緒に見ていきましょう。