新NISA(少額投資非課税制度)が2024年1月にスタートし、投資信託への関心が高まっています。
しかし、現在国内には約6000本ものファンドがあります。
多すぎて選びきれないと感じるのではないでしょうか?
その中で驚異的なリターンを挙げるファンドはほとんどありません。
なぜでしょうか?
メディアは「規制の違い」「税制の問題」「高リスクを避ける文化」などを原因として挙げますが、「日本の投資家は保守的で高リスクを避ける」という理由は特に理解しがたいものです。
実際には、多くの個人投資家は隣国のアジア諸国のことも知らないレベルであるのに、「通貨選択型」といった為替リスクの高い商品を平気で案内されています。
為替リスクは非常に高く、特に新興国通貨はプロでも予測が難しいものです。
慣れ親しんだドル円でさえ、上下運動が激しいことから、このリスクの高さは誰でも理解できるでしょう。
実は別の問題がある
実際に日本から凄いファンドに投資できないのは、もっと根本的な理由があります。「相手にされていない」「売りやすく手数料が高いファンドを選ぶ」「販売会社の理解レベル」といったことです。