NISAを含め、金融機関営業マンからのファンド投資勧誘が非常に多くなってきている。
ほぼ毎日10社近くから電話、メール、訪問依頼が舞い込んできている。
むやみやたらに口座開設した自分が悪いのだが、異口同音、同じ営業トークは、さすがに物足りないものである。
さて、平均投資リターン40%以上を達成した、伝説のヘッジファンドをご存知だろうか。
ルネッサンス・テクノロジーズRenaissance Technologies)である。
この名前ほどヘッジファンドの世界において力強く響く存在はない。
ニューヨークに設立されたこの投資会社は、金融界での革新と成功の先駆けとしてその地位を築き上げた。
高度な数学的モデルとアルゴリズムで知られている。
その中でも代表的なメダリオン・ファンドは、史上最も成功したヘッジファンドの一つである。
そのファンドの創立者であるジム・シモンズの天才性を、今日は話してみたい。
そして、何故私達が、日本からそのような優れたファンドに投資できないのかについて、疑問を持って欲しい。
ジム・シモンズの卓越した能力については、詳細を書き始めると書籍4−5冊程度の小難しい専門書になってしまうことから、簡単に説明しよう。
上がり続ける相場はない
下がり続ける相場もない
勝ち続ける投資家はいない、
しかし、
居たのである。
金融史上最大の金儲けマシン 「ジム・シモンズ」