寄稿者の希望により、入稿原文のまま配信し、編集を加えておりません。
中国の日本に対する情勢については、様々な見方があることを承知しておりますが、
セレンとしては中国で生活している日本人の方が何を感じ、
考えているかを正確に伝えることに意義があると判断しました。
中国には、現在101,786人の日本人がいます。（外務省発表2023/10/1時点）
前年より300人超減少しているものの、米国に次ぎ世界で２番目に在留者が多い国です。
昨今、中国・日本人学校のスクールバスが襲撃され、死亡者が出た事件が報道されています。
適切な言葉が見つからない無惨な事件です。
日本では少し前に、靖国神社に落書きして小便をかけた中国人男性「鉄頭」がいました。
この行動は日本では、批判を集めましたが、中国のネット社会では、一部ユーザーに支持され「悪い国への勧善懲悪を行った」と支持されています。
日本は中国において悪い国なのでしょうか。
昨年、私たちのチーム一人の日本人スタッフが入社しました。彼は、2012年9月15日、暴徒化した反日デモ隊が、中国南部の湖南省長沙市で襲った３つの店の１店で料理長でした。
これほどまで店を破壊するケースは見たこともないと思います。
その彼が、今回の事件も背景も含め、中国における日本人がどれほどの中国リスクを背負い、日常生活を送っているのかを共有したいと熱望しセレンに寄稿させてもらいました。
悲しいかな、日本のメディアは、中国批判や事実を深掘りすると、中国での取材や活動が出来なくなります。
その忖度から、実情は、深くも中長期にわたり報道しません。
是非、中国での日本人の叫びをお聞きください。そして、少しでも中国に対する理解を深めて欲しいと願います。
中国政府は、対日本のみ「デモ」を容認
