6月24日に、セレンではSnow White氏の以下のような記事を配信しました。
【vol.489 円安のトレンドは続くのか? 7月の転換点の可能性に要注意】(クリック)
その後、為替市場では円安が進行し、28日にドル円は一時161円20銭台と37年ぶりの円安・ドル高水準を記録しました。
ユーロ円も172円と1999年のユーロ導入以来の円安・ユーロ高となっています。
日経新聞は、6月28日付朝刊に掲載された記事(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2577Z0V20C24A6000000/)で、以下のように書いています。
「円安進行が止まらない。26日夜に一時1ドル=160円台後半と37年半ぶりの円安・ドル高水準をつけた対ドルでの円相場は27日も160円台半ばで推移する。
政府による電気代補助などの物価対策が円安を助長するとの思惑が浮上。
円安対応への政府の本気度がかすんでおり、為替介入に頼る政府・日銀の姿勢を見透かす市場は円売り圧力を強めている」
本当に円安は「止まらない」のでしょうか?
Snow White氏に連絡を取り、「短期的には円安の流れは最終局面に近い」という見方にまだ変化がないのか、読者からの質問に回答してもらいました。
質問1: 外国為替の理解から乖離しているこの直近のドル円はどう理解すべきですか?
円独歩安?ドル独歩高?