一昨日の「三菱FGの顧客情報漏洩問題」だけでなく、日本ではこの時代にもかかわらず、大企業や上場企業の情報漏洩が頻繁に起きています。
金融だけでなく、「大手通信会社」「大手商社」「インフラ会社」「大手自動車メーカー」「政府自治体」等々、報道が絶えることがありません。なぜでしょうか。
20年ほど前、ラスベガスの金融フォーラムで同僚から紹介された友人がいます。
彼は米系金融投資会社に勤めており、その会社の「情報漏洩」対策が欧米大手銀行から注目を集め、段階的に模倣し始めていると聞きました。
欧米のいくつかのメディアは、その会社の防止策を「これからの世界水準」と称しています。
その注目されている対策を調査してみることにしました。
結論として、「誰も情報漏洩ができない」ではなく、「ここまで対策を講じれば、誰も情報漏洩を試みない」というものでした。
これは三菱FGだけでなく、日本企業が取り組むべき姿だと思います。
基本的に、情報漏洩は、1.外部攻撃、2.内部不正、3.人的ミスと言われています。
最高峰のセキュリティーシステムを整備している会社と比較すると、ほとんどの会社が情報漏洩防止を中途半端な状態で対応していると言わざるを得ません。
何もかも徹底的に整備すれば、問題は解決するのです。
その会社の防止策を具体的に説明しましょう。
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