【健康な時期に考えておくべき問題であり、相続について考える前の課題かもしれません。】
今回は、アメリカの安楽死合法化についてお話しします。
ヨーロッパからアメリカへと議論が航海し、日本での安楽死・尊厳死に関する議論が始まった理由から、アメリカでの活動を理解することは、「死ぬ権利」を考える上で重要だと考えます。
私は日本、ヨーロッパ、アメリカで医師として人間の健康・生命と向き合ってきましたが、まだ全てを理解したわけではありません。
医師であると同時に一人の人間であり、医師としての考えと感情は、必ずしも整理や割り切り可能なものではないからです。
それは医師だけでなく、誰もが同じかもしれません。
アメリカの「死ぬ権利」活動をについて、少しでも覚えておいていただければ幸いです。