本日は七十二候(※)で、「葭始生」(あしはじめてしょうず)の日です。

 

「あし始生」と読む「葭始生」は、少々記憶に残りにくい漢字かもしれませんが、年に一日くらいは覚えておいてはいかがでしょうか。

この季節は、木々が新緑をつけ、水辺の葦が勢いよく育つ時期です。

初夏の陽気が訪れつつ、春の長雨が植物に恵みを与え、葦が急速に成長する様子が表現されています。

 

この季節は穀雨こくうとも呼ばれます。

穀雨とは、「田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨が降る頃」を指します。

 

この時期に用いる仕込み水で、美味しい純米酒が仕込まれます。

特に、超軟水を仕込みに使用した純米酒は、鮨の最高のパートナーと言われることもあります。

 

今日は銀座の鮨職人さんにお尋ねした純米酒に合う肴の話をお伝えしたいと思います。

約40秒程付き合いください。

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