3月8日付の日本経済新聞朝刊に「社債投資家、楽観論に傾斜 日銀の解除『もう怖くない』」という記事が掲載されました。
この記事は、
「日銀によるマイナス金利政策の解除が秒読みとなるなか、国内社債市場が意外なほど堅調だ」とした上で、「金利の先高観が強まった局面では、買い手が投資を手控えたため社債のスプレッド(国債に対する上乗せ金利)が拡大してきた」が、「日銀はもう怖くない」として、「警戒の武装を解除し、積極的にリスクをとる投資家が目立ってきた」と説明しています。
私のところにも、金融以外の業界で働く友人から「日経の記事に書いている通りに社債は買い時なのか?」という質問が届きました。
30年近く外資系金融で債券取引に携わってきた者として、機関投資家と個人投資家の違いを改めて伝えたいと思います。