私はメガ銀行の支店・法人営業を23年経て、3年前に独立系ヘッドハンターへと転職しました。

現在は金融機関の担当を務めています。初期においては、主に外資系証券・銀行・保険会社への人材紹介が主流でしたが、ここ1〜2年で系金融機関の人材流通市場に変化が見られます。

かつてはメガ銀・信託銀・大手証券会社から応募が支配的でしたが、ここ最近、当社の登録システムにも地方銀行員からの応募が急増しています。

地方銀行が、債券の含み損や融資先不足など多くの問題に警鐘が鳴らされているとが背景なのかもしれません。

また、住信SBIなどが住宅ローン市場への進出を発表し、他のネット銀行も低金利融資を武器に地銀のビジネス領域に急速に参入してくることが予想されていることも理由の1つかもしれません。

(2/21 日本経済新聞朝刊より)

私は、累計で100人近くの地方銀行員と面接しましたが、地方経済に特化した業務なのからか独特な考えや意識をお持ちの方が多いと感じました。

今回は地方銀行で働く方々に向け、地方銀行員が直面する課題と身につけるべきスキルについてお話ししたいと考えています。

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