韓国人の妻にプロポーズ、3人の子供を授かり、そして妻の両親とソウルで同居し始めもう21年。
韓国プロ野球を愛し、対日ビジネスのコンサルティングをして数々の人と出逢いました。もうすぐ55歳にもなり新しい刺激が無い安定した生活を過ごしていました。
そこに突然、こんな経験が舞い降りるのかということに直面しました。
私のコンサルティングに、北朝鮮からの「脱北者」を雇用してくれという依頼が韓国のクライアントから届きました。その企業では、採用できないが、非常に優秀であり、また、興味深い人であるとのことで懇請されました。
仮採用期間を6ヶ月と定め3ヶ月が過ぎ、緩慢ながらに寡黙な彼も少しずつ胸襟を開いてくれるようになりました。
「北」の話は余り聞けることもありませんので、少し共有したいと思います。
但し私との信頼関係構築や彼自身が非常に言動に対するリスクを恐れていることから、今回は初期段階程度であることを事前に申し上げます。