日本の新聞報道は、なぜ、ストライキ報道に消費者側の声を多く出すのだろう。私は米系ファンドに勤める者だが、正直いって理解できない。ストライキを起こす業種が、公共交通などであれば一定の理解は出来るが、百貨店が数日閉館したところで何が困るのだろうか。視点がズレている。

そごう・西武労組は当然の権利と主張を行動にしただけに過ぎない。一方で、売却先であるファンドが労組の要求を全面受け入れしないのも当然なのである。つまり、ストライキというものは、「調停」と捉えればいいだけのものである。

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