1989年には、三菱地所がニューヨークのロックフェラーセンターを買収しました。ハリウッドではソニーがコロンビア、そして松下電器産業(現在のパナソニック)がユニバーサルを買収。これにより、日本企業が大胆なる世界戦略展開の幕を切りました。

そして、その年の12月29日、年内最終取引日にあたる「大納会」の日。この日、日経平均株価は史上最高値である3万8915円87銭を記録しました。今となっては狂乱ともいえる日本の景気は躍動し、誰もがその成長を疑う余地はありませんでした。

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