“保険会社が楽に儲かる国”日本 ―― 30兆円の市場に自由競争を叩き込め
奪われる「複利の魔法」 ――
日米の数字が突きつける生命保険制度の残酷な格差
「アメリカで保険を買えば家が建ち、日本で保険を買えば営業マンの家が建つ」
「日本の金融マンは、生命保険など買わない」
これは金融業界で半ば公然と語られる皮肉である。
プルデンシャル生命の金銭詐取事件や、トップ営業マンの数千万円から1億円に上る報酬は、個人の能力という以上に、日本の生命保険制度がいかに「会社と営業側が儲かりやすいか」という構造的な欠陥を証明している。
なぜこれほどの格差が生まれるのか。
その正体は、日米の「数字」の比較に隠されている。
