なぜ国会議員は“センセイ”なのか
初めて日本で大きな国政選挙を街頭で見たとき、アメリカ人の私はちょっとしたカルチャーショックを受けた。
候補者が「先生!」と呼ばれている。
え? 先生?

私が日本語学校で習った“先生”は、教師とか医師とか、専門的な知識や技術を教えてくれる人への敬称だったはずだ。
ところが、目の前にいるのは政治家。
国民の代表であって、授業をしているわけではない。
さらに混乱したのは言葉の違い。
衆議院は「代議士」、参議院は「議員」。
どちらも選挙で選ばれているのに、なぜ呼び方が違うのだろう?
日本政治を外から見ていると、こういう“小さな違和感”が実はすごく面白い。
「代議士」と「議員」――歴史が残した言葉
