死者を出す「焼酎の勇気」と、厳しすぎる法律が招いた皮肉な結末
つい先日、ソウルの歩道で泥酔ドライバーの車に、旅行中の日本人母娘が巻き込まれ、お一人の方が亡くなるという痛ましい事故が発生しました。
親子で楽しい思い出を作るはずだった異国で、このような悲劇に遭われたご遺族の心中を察すると、胸が締め付けられます。
韓国人の妻を娶り、この地での永住を決めて20年以上暮らす私にとって、この事故は対岸の火事ではありません。
外側から観光客として見ていた頃のイメージと、内側から生活者として見る韓国の「飲酒運転」は、あまりにも違います。
皆さんが抱く「韓国=飲酒運転大国」というイメージは、半分正しく、半分間違っています。

