前編で、日本の金融機関が長年の国内依存とグローバル戦略・人材の欠如によって、構造的に国際競争力を失っている現実を指摘しました。
しかし、実は問題は、それではありません。
国際金融市場のエリートたちが、日本の銀行や証券会社を「キャリアの選択肢」として見ないという、より根深く、致命的な7つの事実があります。
この事実は、50年以上もの間、日本の金融機関がグローバル市場で3流欧米人を雇い、結果を出せず解雇し続ける、負のループを生み出しています。
今、あなたが金融業界を目指す優秀な学生であれ、業界で働くプロであれ、この厳しすぎる現実から目を背けてはいけません。
以下、外資系投資銀行のプロが指摘する、日本の金融機関の海外ビジネスにおける7つの事実です。