「まさか、あの『技術の日産』が…」

 

 

昨日、世界を震撼させたのは、衝撃的なニュースでした。

 

あの名門、日産自動車が、私たちの想像を遥かに超える大リストラを発表したのです。

これまで公表されていた9000人削減計画に加え、さらに1万人以上、国内外で合計約2万人もの従業員が職を失うというのです。

 

 

これは、日産の全従業員の実に15%に相当する数字。

長年、経営の苦境が囁かれてきた日産にとって、この荒療治は文字通りの「劇薬」となるのでしょうか。

 

 

しかし、この大規模な人員削減の陰で、日産の舵取りを担う内田誠CEOが、経営責任として役員報酬の50%を返納すると発表し3月に退任しました。

それでも単純計算で年間3億円超。

 

この数字が、職を失う人々の生活とあまりにもかけ離れている現実に、複雑な思いを抱くのは、きっと貴方だけではないはずです。

 

 

巨大な報酬を受け取る経営者と、職を失う多くの従業員。

 

この一見矛盾する現実に、皆様は何を感じられるでしょうか?米国人(コンサルタント)である私と、このニュースを日本で受け止めている皆様とでは、きっと異なる視点があるはずです。

 

この未曽有のニュースを機に、今回は、企業の経営者の権利と責任という、深く、そして重要なテーマについて、皆様と共にじっくりと考えてみたいと思います。

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