*本稿は、提供者の意向に準じ、編集を行っておりません。
イスラム教は、世界第2の宗教人口を誇る宗教です。
なんと、世界人口の約25%の19億人がイスラム教徒(ムスリム)です。
この宗教についての最低限の理解なく、世界情勢を読み解くことはできません。
私は地政学(geopolitics)を現状分析、地経学(geoeconomics)を政策の実践と定義しています。
ほとんどの経営者は地政学を注目し過ぎていますが、実は地経学も非常に重要です。
イスラム諸国と西洋諸国との関係は非常に流動的であり、その影響は一旦紛争が起これば即刻出てきます。
そういう視点からも、イスラム教への正しい基礎知識は必要不可欠です。
たとえばシンガポールでは近隣にイスラム大国(インドネシア・マレーシア)があるため、非常に理解が浸透していますが、日本はイスラム諸国への理解が余りにも低いことからビジネスチャンスを逸しています。
是非、今回理解を押さえてもらいたいと思います。
わかりやすく Q&Aで進めましょう。
Q:イスラム教の「イスラム」という意味はなんですか?