「仕組み債加害者グループ」の全貌を続けます。
残り2つの加害者は、組成会社と販売会社です。
私は、外資系投資銀行で、仕組み債の長を務めていたことはお話ししました。
過去の同僚やお客様である販売会社から、「どの口が言っているのか」と言われることは承知です。
今回私が提起しているのは、仕組み債販売について、「全面禁止は無能」「販売会社の能力テスト必要」「リスク度の定量化を実行し、個人投資家へ開示義務を設ける」です。
これをクリアにすれば、訴訟などは、ほとんど「投資の自己責任」になると信じています。
そもそも、仕組み債で儲けた投資家もいます。
通常、個人投資家のほとんどは、儲かった時は販売会社に大きな感謝はありません。
逆に損した際は、鬼の形相で担当者にとことん文句を言い続けます。
そんな状態で、若い販売会社の営業マンが勤務を継続する訳がありません。
証券販売会社の営業スタイル、あり方、能力査定などを今後見極められる時代は、すでに到来しているかと思います。
では、残り2つの加害者について話していきます。
加害者ファイル 4. **組成会社**